【コンセプト】
自分を考え、自分らしさを知る
社会を体験、他人への配慮を知る
今から約100年前、世界ではじめてのデザインの学校「バウハウス」が、今のドイツのヴァイマールという町に生まれます。 工業化社会による大量生産のものづくりがはじまった時代に、粗悪なものが多く生まれました。せっかく量産するのであれば、良いデザインのものを量産しようとして生まれた学校です。これからは量産せずに、自分に必要なものを自分で作る時代、皆がデザインを学ぶ時代です。今回は紙や針金などシンプルな素材の魅力を最大限に引き出し、「わたしはどんなカタチだろう?」というテーマから自分の形を考えコスチュームを作ります。デジタルものづくりフェスでは新たな試みとして、LEDライトなどをつけ表現の幅を広げます。そのコスチュームをまとい、「自分のカタチを踊ろう」というテーマから自分の動きを作ります。
講師: 新藤真知(日本バウハウス協会副理事)
共催 日本バウハウス協会 https://nipponbauhaus.jp/
Oskar Schlemmer - Das triadische Ballett
※材料費は当日現金にてお支払いください。
【持ち物】
材料費、筆記用具、糊、セロテープ、ホッチキス、カッター、定規(大小)、ゴム紐
※紙、針金、LEDライト、電池などは運営側で準備します。
・11月4日 「自分のカタチを作ろう」
(午前)ガイダンス
(午後)各自制作
針金や紙で作ったオブジェを造形していきます。バウハウスのマスターであるジョセフ・アルバースは、素材の特性を把握し活かすことの重要性を説いていました。自分の形を素材から探してみましょう。
LEDライトテープを衣装につけて、光らせてみましょう。形から生まれる線の美しさを強調します。
次の日のバウハウスダンス本番に向けてコスチューム作りを行います。
・11月5日 「自分のカタチを踊ろう」
(午前)ガイダンス
(午後)バウハウスダンス本番
紙で作った衣装の形が際立つように、黒い衣装を着用して来てください。(※ダンスを行うのはお子様のみです。)
バウハウスで「人間」の授業を担当したオスカー・シュレンマーは、常に身体を追求しました。空間と身体と動きの幾何学性に焦点を当てたもので、制作したコスチュームは動きを制限し誇張します。
6m×6m四方のスペース内で、自分を表現しながら他の人とぶつからないように動きます。